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サイト設定 ​

管理画面 → サイト設定。いくつかのタブに分かれています。ここでは説明が要る項目だけ扱います。

基本設定 ​

項目内容
ストア名/タイトル/キーワード/説明ストアフロント表示と SEO
ロゴ、背景画像PC 版とモバイル版を個別に設定できます
ストアフロントのテーマ/会員センターのテーマPC とモバイルで個別に選択。テーマはアプリストアから導入します
サイトを閉じるストアフロントにメンテナンス表示を出します。管理画面は使えます
登録の可否/登録方法無効にすると新規登録を止められます
登録/ログイン/注文時の認証CAPTCHA のスイッチ。ボット対策です
メール認証/電話認証登録時にメールや電話番号の確認を求めるか
パスワード再設定の方法メールか SMS か
ユーザー名の長さ新規登録時の制限
セッション有効期間無操作でログアウトするまでの時間
管理画面ログインの認証管理画面の CAPTCHA

その他 ​

カスタム決済コールバックドメイン ​

必要になる場面: サイトが CDN 経由になっていて、コールバックが遅い、あるいは失敗する場合です。

解決方法: サーバーに直接届く別のアドレス(例:http://123.123.123.123:41823)を用意してここに入力します。コールバックが CDN を迂回してサーバーに直行するため、速く確実になります。

サーバー IP が漏れませんか: フォーム送信で遷移するタイプの事業者では、通信を解析されればこのアドレスが分かり、結果としてサーバー IP や CDN 未経由のドメインが知られます。露出はそこまでで、それ以上のリスクはありません。公式の Alipay/WeChat 連携や、内部リクエストで QR コードや決済 URL を取得する事業者では、そもそも露出しません。

いずれにせよコールバックの安定性は上がるので、設定を推奨します。

サブストア関連 ​

本店ドメイン、DNS-CNAME、どの仕入先の商品を表示するか。詳細はサブストアと仕入れシステムへ。

プロモーション機能 ​

紹介報酬の仕組み全体をオン/オフするスイッチで、初期状態はオンです。オフにすると、会員センターにプロモーションセンターが表示されなくなり、紹介リンクは紹介元を記録しなくなり、新しい注文では紹介報酬が発生しません。既存の紹介関係と支払い済みの報酬はそのまま残ります。詳細は紹介報酬へ。

出金 ​

出金方法(Alipay/WeChat/USDT/残高)、最低出金額、手数料。

チャージ ​

最低・最高チャージ額、ボーナス設定。

通貨 ​

通貨コード、記号、小数桁数、為替レート。**レートの意味は「サイト通貨 1 単位が人民元でいくらか」**で、決済ゲートウェイへ送るときだけ使われます。

ログイン必須 ​

有効にすると、サイトの閲覧自体にアカウントが必要になります。

メール設定 ​

SMTP の設定です。必ずテスト送信を行い、届くことを確認してから商品側のメール通知を有効にしてください。そうしないと購入者に何も届かないまま気付けません。

SMS 設定 ​

SMS 事業者の設定です。登録認証とパスワード再設定に使われます。

セキュリティ設定 ​

項目内容
管理画面の入口キー/admin の手前に隠し扉を設けます。キーを知らない人は管理画面を開けません
管理画面の自動ロック指定した分数だけ操作がないと管理画面をロックします。解除にはパスワードかパスキーが必要です。0〜1440、初期値 15、0 で無効。アカウントとログインのセキュリティを参照
IP 取得方式CDN やリバースプロキシの背後では、正しく設定しないと訪問者の実 IP が取れません
信頼するプロキシ IP上の設定と併用します。ここに挙げた IP からの転送ヘッダーだけを信頼します
CSP モードコンテンツセキュリティポリシー。強制モードは多くの注入攻撃を防ぎますが、自分で追加した外部スクリプトや埋め込みプレーヤーも遮断することがあります。遮断されたものは記録され、違反ログから許可できます
外部リンクのフィルタ/許可リストサイト内に出現できる外部ドメインを制限します
リクエストログ調査用にリクエストの詳細を記録します。ログは暗号化され、鍵はデータベースにあります

CSP を強制モードにしたら、まず自分でストアフロントと管理画面を一通り操作してください。 許可の追加は違反ログからしか行えず、自由入力欄はありません。

違反ログから許可する ​

許可できる違反ログの行には 許可 ボタンがあります。押すと遮断された外部アドレスが許可リストに入り、そのアドレスだけ、そのディレクトリ、ドメイン全体のどれにするかを選べます。許可が効く範囲はリソースの種類で決まります。

遮断されたリソース許可が効く範囲
スクリプトストアフロントのみ。管理画面には第三者のスクリプトを一切読み込みません
フレーム(iframe)、スタイルシート、フォント、音声・動画、ネットワークリクエストストアフロントと管理画面の両方

フレーム、音声・動画、ネットワークリクエストは https のアドレスならもともと許可されているため、遮断されるのはたいてい http のアドレスです。https に切り替えられるならそのほうが確実です。許可したアドレスは許可済みの外部リソース一覧に並び、不要になれば削除できます。

リッチテキストエディタの警告 ​

管理画面で商品説明やストアのお知らせを編集すると、問題になりそうな外部コンテンツをエディタが先に知らせます。

  • リンクや画像のドメインが外部リンクの許可リストにない — 保存時に削除されます。ホワイトリストに追加 を押すとそのドメインを許可できます
  • 埋め込んだ外部コンテンツが CSP で遮断される(http アドレスの動画プレーヤーなど)— 訪問者には表示されません。表示を許可 を押すと許可され、ページを再読み込みすると反映されます

この 2 つのボタンを使えるのはメインの管理者アカウント(インストール時に作成したもの)だけで、ほかの管理者には警告だけが表示されます。

Amazon CloudFront を使う場合 ​

3.8.4 から、IP 取得方式で HTTP_CLOUDFRONT_VIEWER_ADDRESS を選べます。CloudFront の CloudFront-Viewer-Address リクエストヘッダーを読む方式です。このヘッダーは CloudFront が実際の接続をもとに付けるため、訪問者には偽装できません。CloudFront 側とサイト側の両方で設定が必要です。

  1. CloudFront からオリジンへヘッダーを転送する。 ディストリビューションのビヘイビア(Behaviors)で、オリジンリクエストポリシーをマネージドポリシー AllViewerAndCloudFrontHeaders-2022-06 にするか、CloudFront-Viewer-Address を含むカスタムのオリジンリクエストポリシーにします。このヘッダーはオリジンリクエストポリシーにしか追加できず、キャッシュポリシーには入れられません。
  2. 「信頼するプロキシ IP」に CloudFront のオリジン向け IP レンジを入れる。 AWS が ip-ranges.json で公開しています。service が CLOUDFRONT_ORIGIN_FACING のエントリを IPv4・IPv6 とも入れてください。直接の接続元 REMOTE_ADDR が信頼リストにないときは、CDN のヘッダーは一切読まず REMOTE_ADDR を使います。

手順 2 のレンジは次のコマンドで 1 行ずつ書き出せます(jq が必要です)。AWS は一覧をときどき更新するので、たまに見直してください。

bash
curl -s https://ip-ranges.amazonaws.com/ip-ranges.json \
  | jq -r '(.prefixes[], .ipv6_prefixes[]) | select(.service == "CLOUDFRONT_ORIGIN_FACING") | .ip_prefix // .ipv6_prefix'

設定が済んだら、CloudFront 経由でこの設定画面を開きます。ドロップダウンの各選択肢の後ろに、その方式でいま取れる IP が表示されます。HTTP_CLOUDFRONT_VIEWER_ADDRESS の後ろが自分の IP なら、手順 1 は効いています。

  • 3.8.4 より前のバージョン: HTTP_X_FORWARDED_FOR を選び、同じ IP レンジを信頼するプロキシに入れれば実 IP が取れます。
  • CloudFront-Viewer-Address を X-Real-IP に書き換えて HTTP_X_REAL_IP を選ばないでください。 このヘッダーは「アドレス:ポート」の形式で、IPv6 も角かっこで囲まれません。ポートを正しく外せるのは HTTP_CLOUDFRONT_VIEWER_ADDRESS だけです。書き換えると、IPv6 の訪問者がすべて CloudFront ノードの IP になります。
  • HTTP_CF_CONNECTING_IP は Cloudflare 用で、CloudFront とは関係ありません。

言語翻訳 ​

多言語の文言を管理します。システムは多言語に対応しており、言語パックの取り込みと編集がここで行えます。

ファイル管理 ​

サイトのファイルを閲覧・編集できる内蔵のファイルマネージャです。取り扱いには注意してください。 誤った編集はサイトを停止させます。

操作ログ ​

管理者が管理画面で行った操作の記録です。複数人で運用するときに役立ちます。

MIT ライセンスで公開