aaPanel でインストール
Linux サーバーがあり、GUI で管理したい人向けです。所要時間はおよそ 15 分。
パネルには aaPanel(宝塔パネルの国際版)を使います。画面は英語なので、以下ではメニューやボタンを画面の表記どおり英語で書き、初出時に括弧で意味を添えます。
もっと手軽に済ませたい場合は Docker を見てください。3 分で起動し、データベースの用意も不要です。
手順 1:aaPanel をインストール
aaPanel の推奨 OS は Ubuntu 22.04 です。ほかに CentOS 7、Debian 10/11/12、Ubuntu 18.04/20.04、AlmaLinux 8/9、Rocky Linux 8 にも対応しています。スペックは最低 1 コア・メモリ 512 MB、できれば 1 GB 以上。何も入れていないまっさらな OS から始めるのがおすすめです。
SSH で root としてサーバーに接続し、次のコマンドで無料版をインストールします。
URL=https://www.aapanel.com/script/install_panel_en.sh && if [ -f /usr/bin/curl ];then curl -ksSO $URL ;else wget --no-check-certificate -O install_panel_en.sh $URL;fi;bash install_panel_en.shコマンドが変わっている場合は、公式サイト https://www.aapanel.com/new/download.html にある最新のものを使ってください。
インストールは数分で終わります。最後にパネルの URL・ユーザー名・パスワードが表示されるので、必ず控えてください。
手順 2:実行環境をインストール
初回ログイン時に推奨のソフトウェア構成が表示されます。LNMP(Nginx + MySQL + PHP)を選び、バージョンを指定します。
| コンポーネント | 選択 |
|---|---|
| Nginx | 任意のバージョン |
| MySQL | 5.7 以上 |
| PHP | 8.0 以上、できれば 8.2 |
インストールを実行して待ちます(10 分ほど)。
aaPanel の PHP には bcmath(プログラムの金額計算はすべてこれに依存しています)が最初から入っているので、追加のインストールは不要です。gd、curl、zip、pdo_mysql も通常は含まれています。
インストーラの最初のステップで環境が自動チェックされ、不足しているものが一覧表示されます。不足があれば App Store(アプリストア)→ 導入した PHP バージョン → Setting(設定)→ Install extensions(拡張のインストール)で追加し、再読み込みしてください。
手順 3:サイトを作成
- 左メニュー → Website(サイト)→ Add site(サイトを追加)
- ドメインを入力(まだ無ければサーバー IP でも可)
- ルートディレクトリは既定の
/www/wwwroot/あなたのドメインのままで構いません - Database(データベース)で
MySQLを選択。データベース名・ユーザー名・パスワードが自動生成されるので控えておく - PHP version(PHP バージョン)は手順 2 で入れたものを選ぶ
- 送信
手順 4:ソースをアップロード
- https://faka.wiki/download.php から ZIP をダウンロード(GitHub が速い環境ならリポジトリから直接でも可)
- aaPanel → Files(ファイル)→ サイトのルート(通常
/www/wwwroot/あなたのドメイン)へ移動 - ZIP をアップロードし、右クリックで Unzip(解凍)
- 解凍時にフォルダが 1 階層増えた場合(
acg-faka-mainなど)は、その中身をすべて選択してサイトルート直下へ移動し、index.phpがルート直下に来るようにする
ルート直下に
index.php、app、kernel、configが見えていれば正解です。
手順 5:URL 書き換えを設定
これを行わないと、トップページ以外はすべて 404 になります。
Website → 対象サイトをクリック → URL rewrite(URL 書き換え)に、nginx 書き換えルールをまるごと貼り付けて保存します。
Apache の場合は設定不要です。プロジェクトルートの .htaccess が対応済みです。
手順 6:ディレクトリ権限を設定
Files でサイトルートを選び → Permission(権限)→ 所有者を www にして、サブディレクトリにも適用します。
プログラムが書き込む必要があるのは config、runtime、kernel/Install、assets/cache の 4 か所です。
手順 7:インストーラを実行
ブラウザでドメインを開きます。
- 環境チェック — 赤い印が出たら、指示に従って拡張の追加や権限修正を行う
- データベース — 手順 3 で aaPanel が生成した名前・ユーザー・パスワード。ホストは
127.0.0.1 - 管理者アカウント — 管理画面のメールアドレスとパスワードを設定
- インストールを実行して完了を待つ
完了後、管理画面は https://あなたのドメイン/admin です。
この後は
- ドメイン・HTTPS・複数ドメイン:ドメインと HTTPS 証明書を参照
- 高速化:パフォーマンス最適化(Redis の効果は非常に大きいです)
- 使い始める:クイックスタート
よくある問題
| 症状 | 原因 |
|---|---|
| トップページ以外すべて 404 | URL 書き換え未設定。手順 5 へ |
| 真っ白/500 | まずサイトルートの runtime.log を確認。本当のエラーはたいていここにあります。インストール前なら、インストーラの環境チェックに赤い印が出ていないか確認 |
| 「ディレクトリに書き込めません」 | 権限不足。手順 6 へ |
| データベースに接続できない | ホストは 127.0.0.1、認証情報は aaPanel が生成したもの |
詳しくはトラブルシューティングを参照してください。
